「はてしない物語」を読む(2019/7/4)

『はてしない物語』(エンデ、上田真而子ら訳、岩波書店)を読んでいます。

春学期の最後日は、新しい章へは進まず、ノートの作り方と要約の仕方を説明しました。

そして前回読んだ「三つの神秘の門」の章を要約してもらいました。最初なので、30分かけました。

要約にかかる時間は、いずれ20分、15分と(いい意味で)減っていくでしょう。この様子は、他のクラスでも同じです。現に、『白い盾の黒い騎士』や『西遊記』を読んでいるみなさんも、今では、テキストを読み返しながら要点をちょんちょんと見つけて、手際よく書いていますが、最初のうちは細かく書きすぎて倍の時間をかけてしまっていたものでした。要約は右肩上がりに上達します。その「いつの間にか」をぜひ楽しみにしておいてください。

なお、テキストはどんどん自分で先に読んでおいて構いません。

・家で黙読する(あるいは、予習で単語調べをするときに読む)

・クラスで音読する

・要約のために読み返す

最低3回は同じところを読むことになります。これで一セット。これが私の思う「読む」単位です。

そして読書ノートを、独自の工夫で、宝物にしてください。

それでは、また夏休み後に会いましょう!