福西です。
次の俳句を暗唱しました。
大根(だいこ)引き大根で道を教えけり 一茶
大根が三冬の季語です。
そのあと、秋学期に取り上げた十句をおさらいしました。
『ぶたのたね』(佐々木マキ、絵本館)を読みました。
生徒たちに1ページずつかわりばんこに読んでもらいました。
ぶたを一度もつかまえたことのないオオカミが、キツネはかせから「ぶたのなる木」の種と「すぐにおおきくなる薬」をもらう話です。無駄のない文章で起承転結がついており、気持ちのいい負荷で読めました。このぐらいの分量を目安に、引き続き「読む」時間をとりたいと思います。
残りの時間は、「小さい『つ』」のつく言葉を探しました。それが単語をつなげて文章を作る練習にもなりました。
帰りの山道は、即興で俳句を作りながら下りました。
秋学期はこの日が最終で、来週(12月4日)からまた冬学期に入ります。
どうぞよろしくお願いいたします。