福西です。
この日は、次の俳句を暗唱しました。
古家(ふるいえ)のゆがみを直す小春かな 蕪村
小春は十一月(旧暦の十月)のことで、初冬の季語です。
落語『ん廻し』より、次の文言を紹介しました。
せんねん しんせんえんの もんぜんのやくてん
げんかんばん にんげんはんめんはんしん
きんかんばん ぎんかんばん
きんかんばん こんぽんまんきんたん
ぎんかんばん こんげんはんごんたん
ひょうたんかんばん きゅうてん
そのあと、「ん」のつく言葉をさがしました。思いつくものに限らず、国語辞典をひいたり、本の題名から見つけたりしました。
「ワンパターン」
「ワンマンでんしゃ」
「こんげつのげっかんしふくいんかんしょてん」
「あんぱんまんとばいきんまん」
「ジム・ボタンのきかんしゃだいりょこう」
「ジム・ボタンとじゅうさんにんのかいぞく」
など、「ん」のつく発見を楽しみました。
こうしたリズムとの親しみは、俳句のような韻文との付き合いにも生きてくるものと思われます。
【お知らせ】
過日の台風の補講が、来週11月27日(火)にあります。秋学期はそれが最終となります。よろしくお願いいたします。