ことば1年(2018/11/20)

福西です。

この日は、次の俳句を暗唱しました。

古家(ふるいえ)のゆがみを直す小春かな  蕪村

小春は十一月(旧暦の十月)のことで、初冬の季語です。

 

落語『ん廻し』より、次の文言を紹介しました。

せんねん しんせんえんの もんぜんのやくてん

げんかんばん にんげんはんめんはんしん

きんかんばん ぎんかんばん

きんかんばん こんぽんまんきんたん

ぎんかんばん こんげんはんごんたん

ひょうたんかんばん きゅうてん

そのあと、「ん」のつく言葉をさがしました。思いつくものに限らず、国語辞典をひいたり、本の題名から見つけたりしました。

「ワパター

「ワしゃ」

「こげつのげっかしふくいしょて

「あとばいき

「ジム・ボタのきかしゃだいりょこう」

「ジム・ボタとじゅうさのかいぞく」

など、「ん」のつく発見を楽しみました。

こうしたリズムとの親しみは、俳句のような韻文との付き合いにも生きてくるものと思われます。

 

【お知らせ】

過日の台風の補講が、来週11月27日(火)にあります。秋学期はそれが最終となります。よろしくお願いいたします。