浅野です。
前回の続きで、「夢の薬」について書く前に知っておきたいと言われたことに関する資料を読むところから始めました。
2種類の冊子体の百科事典と、インターネットからはWikipediaと厚生労働省のQ&Aを印刷してきました。
どれも大人向けで、内容も決して簡単ではありませんし、かなりの分量がありました。それでも「ここが大事や!」などと言いながら、知りたい情報を素早く得てくれていました。違う資料にも同じようなことが書いてあるという確認もしながらです。
ここが大事だと言っていたのは「現在のところ花粉症に対する根治療法はなく、対症療法しかない。」という一節です。それを読んで、前回に自分で「目と鼻の両方に効く薬がほしい」、「効果が長く続く薬がほしい」、「現在はどれくらい薬の開発が進んでいるのだろうか」と考えていたことがすっきりとつながったようです。
次回からは書く作業に本格的に入ります。
>「ここが大事や!」
この言葉が大事や(笑)。
どれだけ資料が精緻に用意されようと、この選択眼がなければ情報の海におぼれます。「読む」ためには彼のような臭覚が大切ですね。その潜在能力がこのクラスでいかんなく発揮されているのをうれしく思います。(逆に言えば、一般的な「国語」の問題演習を強いられると彼のようなタイプは退屈するでしょう)。