浅野です。
この日で春学期の最終回でした。ともかく一つの作品が完成することを願います。8月の中旬に発表会をすることになりました。どうなるか楽しみであり、また怖くもあります。
Iさんは家での作業もあってほぼ完成しました。表紙の見た目をとてもきれいにしたのが特徴でしょう。詳しく見せてもらうといくつかのことに気づきました。参照注を本文の末尾にまとめると見やすくなること、同じレベルの見出しは同じように書くこと、何も知らない読者が読むと意味がわからない箇所があること、日本語の間違いなどです。これらを手直しして作品が一層洗練されました。発表原稿を考えるほどの念の入れようです。
Oさんは本論に入る前の基本情報を書く作業が続きます。その部分が少しずつ充実してきているのはうれしいのですが、完成できるかどうか心配です。本論の概要を聞いたときには鋭い意見に感心させられたので、楽しみにしております。章や節の作り方をしっかり意識しているのはよいことです。バランスが悪くなるところがあるのでどうしたらよいか相談されたので、「はじめに」という章を設けてそこになぜそのテーマなのかも含めてつながりをもたせるとよいと助言しました。
原稿の提出締め切りは8月5日です。発表会は関係者のみへの公開になると思いますが、そこでの様子はこのブログにて報告します。