岸本です。
今日からこの時間、火曜日の3コマ目に、秋学期の休講分の補講をすることになりました。
水曜日も含めると、二日連続で、大変だとは思いますが、よろしくお願いします。
今日は、テストの見直しと前置詞、代名詞の変化について勉強しました。
今日はまず、先日実施されたという学校でのテストを見直しました。
ただ、問題を返却していないとのことで、決して十分な見直しはできませんでした。
問題用紙を返却しなければ見直しができない、つまりテストの意義の半分が薄れてしまうと、私は思うのですが、今回はなぜ問題用紙を返却しないのか、理解に苦しみます。
それはさておき、不完全な見直しの結果、弱点としてはつづりのミスと前置詞であることが分かりました。
つづりのミスについては、前々から言っているように、単語の復習が大事です。
前回のコメントで山下先生がおっしゃっていたのを参考に、ノートに書いて覚えるを実践するようアドヴァイスし、この点については、継続的に克服する課題としました。
一方、前置詞については、今後も非常に重要な部分なので、多少詳しく解説しました。
まず、基本的には「前置詞+名詞」で、統辞法だけでは、表せない関係を示す役割を持つ語であることを説明しました。
ただ、その説明だけでは、何が何やら分からないでしょうから、続いて、彼の知っている前置詞と、良く使われる前置詞を書き出し、その一つ一つについて、意味・用例・イメージ(図)をざっと確認していきました。
例えば、”on”は「~の上に」という意味で、用例としては、”A pen is on the desk.”を挙げ、「接触」して上にある状態というイメージ、というようにです。
前置詞は、日本語に訳しづらく、文脈によって多様な意味がありますが、基本的意味とそのイメージを覚えておけば、大体の意味は取れると思います。
もちろん、スムーズな訳には慣れ、つまり練習が必要ですが。
とりあえずは、大まかな意味とイメージを掴んで、前置詞自体に慣れることが、大事でしょう。
その後、残った時間で、人称代名詞の変化表をつくってもらいました。
ほとんど覚えていましたが、”their”など、わずかにミスがありました。
これも、繰り返し練習して、次回は完全なものにできるようにしてもらいたいです。
明日は、私の都合でお休みとなります。
来週の火曜日に、また補講がありますので、よろしくお願いします。
いつもながら丁寧なご指導を有り難うございました。前置詞は辞書の用例をじっくり見るとおもしろいです。ただ、ある程度勉強を重ねた後でこそ、そのおもしろさは実感されます。たぶん、高校くらいでしょう。中学用の辞書に記載されている on の説明を読むだけでも、高校生は得るところが大きいと思います。中学時代は、たくさん覚え散らかしていってもよいでしょう。単語にしても、中学用にあてがわれた単語しか勉強しない、というのはもったいない話です。いくらでも未知の単語に挑戦してほしいものです。文法については先生がされているように復習を大事にして、あいまいな理解をあぶり出し、少しでも完全なものに近づける姿勢が大事ですね。