岸本です。
先週の水曜日は、私の都合でお休みとさせていただきました。
今回は、その時に行う予定だった単語の確認と、前置詞の復習および演習を行いました。
単語の復習では、意味が良く理解できている一方で、まだまだつづりに不安が残る単語が目立ちました。
地味で大変かもしれませんが、今後も書き取りの復習をするように伝え、単語を自分のものにして欲しいと思います。
地味で大変かもしれませんが、今後も書き取りの復習をするように伝え、単語を自分のものにして欲しいと思います。
つづいて、前回挙げた前置詞の意味、用法などを、一つ一つ復習していきました。
それについて、若干の補足をした後、今回は前置詞を用いた熟語について学びました。
ある語は特定の前置詞と密接な関係をもっており、もはや一つの熟語となっている表現が、英語にはあります。
例えば”look at ~”や”listen to ~”、”a lot of ~”などです。
こうした表現をひとまとまりで認識しておけば、表現の幅が広がると思います。
以上のことを確認した上で、それに関するプリントを解いてもらいました。
まだ習っていない単語も出題されていましたが、それについては、解答の際に、補いました。
それ以外の点では、基本的な前置詞の用法がバッチリおさえられていました。
半分を残して時間がきてしまったので、残りは次回ということになりました。
先週の休講の代わりに、明日23日の18:40から、補講を入れたいと思います。
明日で今年は最後のクラスとなりますが、風などひかぬよう、ご注意ください。
前置詞は奥が深いです。暗記がつきものだと思います。理屈で説明できるものもありますが、多くは説明できません。理屈で説明することに味を占めると、覚えるという単純な作業を怠りがちになります。私自身は、英文を丸覚えしたり、わからない表現に出会う度、辞書を良く引きました。紙の辞書を使い込むという点では、岸本先生や以前「ことば」のご指導をいただいた南雲先生もその大事さを強調されていたと思います。英語の学習はスポーツ的な要素もあれば、数学的な論理を追求する要素もあれば、一方で地道な「暗記」に励まねばならない要素もあり、総合的な「勉強力」が試されますね。大学によっては、英語の力を見ればその生徒の力が一目瞭然だと言い切るところもあります。そういう面もあるかもしれません。岸本先生が毎回丁寧に教えてくださっていることは、知識の授受にとどまらず、いわゆる勉強に対してどれだけ誠実に向き合えるか、その真摯な姿勢の大切さを教えてくださっているように感じます。