0616 山の学校ゼミ(調査研究)

浅野です。

 

前回に引き続き宮台真司さんの論考を読みました。

 

地元の商店街のような「生活世界」よりも、コンビニのような「システム」が圧倒的に強くなり、信頼よりも不安が目立つようになってきているという論考です。それに対してヨーロッパでは生活世界を守ることで、アメリカでは逆にシステムを徹底させることで対処しているとのことです。

 

日本で言うと、京都、特に左京区はヨーロッパ型の対処に近いように思われます。東京がアメリカ型の典型でしょうか。

 

こうした社会的な変化が個人の心理やコミュニケーションのあり方に影響を与えていると考えるのが社会学らしいです。