1216 小2かず

浅野です。

今回で今年は最後です。岸本先生はこの日に用事があったため、健哲先生に代講をしていただきました。

今年はインフルエンザ等でお休みした人も多かったので、春からこれまでにしたパズルの中から欠席していてできなかったもの、あるいはもう一度やりたいものを選ぶという総集編にしました。これまでに挑戦してきたパズルの一覧表をもとに、その都度注文を受け、その場で印刷をするという形をとりました。一度に注文できるのは2枚までで、解き終わったら新しいものを注文してもよいというルールにしました。繁盛している飲食店のように大忙しになったのはうれしい限りです。

K.T君とH.H君はペアを組んで、片っ端からクリアしていくという作戦だったようです。二人で協力しながら過去の問題たちをすごい勢いで片付けていきました。迷路で乱雑な線を引いていた場合は丸をつけずに返却しましたが、それでも嫌な顔一つせずに直してくれたのは立派です。

T.T君は迷路が好きなようで、難しい迷路を順番に注文してくれました。10月28日にしたルールつきの迷路では、自ら進んで難しいほうのルールで挑戦してくれました。30分くらいずっと考えて、ついに出来たときの喜びはたまりません。こうやって自分に負荷をかけるのはよいことです。

S.N君は比較的古いところからナンバーズリンク系のパズルを中心に選んでいました。これまでにしたものをきちんとファイルに綴じてくれていたので照らし合わせると、以前と同じところで行き詰っていたパズルがありました。それに気づいて「オレ、進歩してないやんけ」とつぶやいていましたが、もちろん進歩して簡単にできるようになったものもたくさんありました。

S.Y君は自分がいつ休んだのかを思い出して、その日の課題に取り組もうとしました。しかしその日は自作パズルの発表会だったので、今回は用意できませんでした。その代わりに興味があるものに再び挑戦してくれました。自分がいつ休んだのかを覚えていて、その埋め合わせをしようとする姿勢が頼もしいです。

K.Y君は他のみんながあまりしていなさそうなパズルを選んでいたようです。こちらの手違いでこれまでに未発表の、難易度が高い論理パズルが混ざってしまっていて、それを渡してしまったのですが、健哲先生の的確なアドバイスもあって完成させることができました。授業の終わり頃に彼が言った言葉で締めくくります。

「やりっぱなしでは意味がない。やり直してはじめてやったことになる。」