浅野です。
今回で今年は最後です。岸本先生はこの日に用事があったため、健哲先生に代講をしていただきました。
K.T君とH.H君はペアを組んで、片っ端からクリアしていくという作戦だったようです。二人で協力しながら過去の問題たちをすごい勢いで片付けていきました。迷路で乱雑な線を引いていた場合は丸をつけずに返却しましたが、それでも嫌な顔一つせずに直してくれたのは立派です。
T.T君は迷路が好きなようで、難しい迷路を順番に注文してくれました。10月28日にしたルールつきの迷路では、自ら進んで難しいほうのルールで挑戦してくれました。30分くらいずっと考えて、ついに出来たときの喜びはたまりません。こうやって自分に負荷をかけるのはよいことです。
S.N君は比較的古いところからナンバーズリンク系のパズルを中心に選んでいました。これまでにしたものをきちんとファイルに綴じてくれていたので照らし合わせると、以前と同じところで行き詰っていたパズルがありました。それに気づいて「オレ、進歩してないやんけ」とつぶやいていましたが、もちろん進歩して簡単にできるようになったものもたくさんありました。
S.Y君は自分がいつ休んだのかを思い出して、その日の課題に取り組もうとしました。しかしその日は自作パズルの発表会だったので、今回は用意できませんでした。その代わりに興味があるものに再び挑戦してくれました。自分がいつ休んだのかを覚えていて、その埋め合わせをしようとする姿勢が頼もしいです。
K.Y君は他のみんながあまりしていなさそうなパズルを選んでいたようです。こちらの手違いでこれまでに未発表の、難易度が高い論理パズルが混ざってしまっていて、それを渡してしまったのですが、健哲先生の的確なアドバイスもあって完成させることができました。授業の終わり頃に彼が言った言葉で締めくくります。
「やりっぱなしでは意味がない。やり直してはじめてやったことになる。」
何も申し上げることはありません(^^)
このクラスは毎回「名言」を残しますね。
こういう記録は年月がたつほど値打ちが出ると思います。
急なお願いにもかかわらず、代講をしていただいた梁川先生、それに対応してくれた浅野先生ありがとうございました。
このブログの様子からは、とても充実したクラスだったことが窺え、休まざるを得なかったのが残念でなりません。
できなかった問題に再チャレンジしたり、得意な問題から攻めたり、いろいろな姿勢で問題に取り組む子どもたちの様子が、容易に想像できます。
総集編というだけあって、問題だけでなく、これまでそれを解いてきた子どもたち自身のあり方も振り返れたのではないでしょうか。
来年、総集編を経て成長した彼らに会うのが楽しみになってきました。