山の学校に通って

今から4年前に、当時6年生だったO.M.さんが書かれたエッセイを転載いたします。

ぼくは、一年生から山の学校に通っています。今は、『かず』と『ことば』と『絵画』を習っています。今回は、『ことば』の事を書きます。五年生になって『オズの魔法使い』の本をみんなで読みました。そしてその後に、原稿用紙に書き写しました。夏休みに『冒険の本』という題で自分の本を作りました。原稿を書いているときぼくは、ワクワクしてお話がどんどん書けました。先生は、全部書けた事が素晴らしいとほめてくれました。ぼくは、とってもうれしかったです。

二週間に一回秘密道具を考える時間があります。秘密道具とは、ドラえもんがポケットから出している道具を自分たちで作れないかと考えてみることです。ぼくは、『空中新幹線』『家取替えセットつみきばん』『どこでも使えるカギ』などを考えました。説明は、絵と言葉で説明します。この授業はとっても面白くてすぐに時間がたってしまい、帰る時間がおそくなった事もありました。

『熟字訓と当て字』という授業があります。この授業は、先生が書かれた熟語の読み方(熟字訓)を意味もあわせて考える授業で、ふだんあまり使わない漢字が覚えられるので楽しいです。今、『ガリバー旅行記』の書き写しをしています。

ぼくは、山の学校に通って、学校では、教えてもらえないような事を沢山教えてもらって本当によかったと思っています。

(2010年2月O.M.さん)

 

この当時のクラスの様子は、こちらのブログの記事にも記録されています。ご高覧いただければ幸いです。(>「ことば6年生」