0610 山の学校ゼミ(調査研究)

最近一部で流行しているヤンキー論を手がかりにしてライトノベルについて考えてみました。

 

その最近流行している論では、ヤンキーは現実志向だと言われています。また、小説の中ではケータイ小説と相性がよさそうです。つまり、現実という土台が揺るぎないということです。ケータイ小説がいくらありそうにないことを描いたとしても、あくまでも現実世界を土台にしたあり得なさです。それに対してライトノベルの場合は土台そのものの現実性を取り払います。非現実的な世界観を前提にして、現実的な学園生活が営まれたりするのです。

 

以前にこのクラスで作り上げた議論が最近のヤンキー論にも当てはまったので、理解が深まるとともに、この枠組みの有用性を確認しました。