浅野です。
まず最初に、家でしてきたドリルを見ました。やる前からおもしろくない、できないなどと決めつけずに、とにかくやってみることです。そうしたらおもしろくなるかもしれませんし、できるようになるかもしれません。
次に学習記録表で書いてくれたことについてこちらから質問しました。山の学校では小学5年生から、一週間の出来事や反省などを書いてもらうことになっています。それを読んでいたら質問したくなったので、直接本人に聞いて、書き加えてもらいました。
その中である生徒は「獣道を歩いた」とか、「黒曜石の矢じりを作った」とか書いていました。ひらがなではなく漢字でです。そのことに触れると、「好きなことくらい漢字で書けなきゃ」と言われました。なかなか見上げた心意気です。
工作のほうはいよいよ佳境で、見本を見ずに他の生徒の設計図だけを頼りにして作る段階に入りました。さすがに難しく、設計図を書いた生徒に質問することが多々ありました。もっと複雑なことを紙だけで伝える設計士さんはすごいなぁと感想が聞かれました。
>好きなことくらい漢字で書けなきゃ
よいせりふですね。(前にご紹介くださった)かぶとむしの好きな子が国語辞典に手を伸ばすエピソードにもつながる話ですね。