エイキン『しずくの首飾り』について(ことば2年生)(その2) 公開日:2021/09/11 小学ことば 福西です。 (その1)の続きです。 ジョーン・エイキンの短編では、何かしら一つ、ファンタジー要素が加わります。それが「現実に対する新しい視点」となります。たとえば妖精や神格からもらった特殊能力であったり、贈り物であったり […] 続きを読む
2021-09-11 キケローを読むこと 更新日:2021/09/09 公開日:2021/09/11 雑談 山下です。 私にとって、キケローを読むことは、他の作家と違う格別の意味があります。 そのことについて、次のエッセイでふれています。 >>文学部で学んだこと―100年先の世界のために 続きを読む
「歴史」クラス、9/17(金)より開講! 更新日:2021/09/09 公開日:2021/09/10 お知らせ 中高生対象「歴史」クラスでは、9月から東野治之『聖徳太子』(岩波書店、2017年)を読んでいくことになりました。 テキストの副題に「ほんとうの姿を求めて」とあります。 中高生のときに歴史の授業が楽しいと思えなかった私自身 […] 続きを読む
エイキン『しずくの首飾り』について(ことば2年生)(その1) 更新日:2021/09/08 公開日:2021/09/10 小学ことば 福西です。 ことば2年生では、『しずくの首飾り』(ジョーン・エイキン、猪熊葉子訳、岩波少年文庫)を読みます。 これはぜひ多くの生徒さんに来て、読んでほしい作品です。(なので宣伝します) たとえば、表題作の「しずくの首飾り […] 続きを読む
2021-09-10 「私は人間である」考 更新日:2021/09/06 公開日:2021/09/10 雑談 山下です。 テレンティウスに「私は人間である」という言葉があります。 ロボットのように画一的でなく、多様な価値観をもった人間同士が築き上げる社会において必要な心構えはどのようなものか、論じています。 >>Homo sum […] 続きを読む
いよいよ開講!ロミオとジュリエットを読む「英語講読B」クラス 更新日:2021/09/08 公開日:2021/09/09 お知らせ 予てよりお知らせしてまいりました「英語講読B」(ロミオとジュリエット)が、いよいよ9/10(金)20:10〜21:30から開講となります。 オンライン授業(zoom)対応です! 英語の古典をじっくり訳読していくクラスです […] 続きを読む
2021-09-09 「楽しむことを学べ」考 更新日:2021/09/06 公開日:2021/09/09 雑談 山下です。 セネカに「楽しむことを学べ」という言葉があります。 この言葉との関係で、学校での学びについてヒントとなることを書いています。 >>Disce gaudere(楽しむことを学べ)――「好き」と「得意」の思い出作 […] 続きを読む
ヘミングウェイにインタビュー?(イタリア語講読クラスより) 更新日:2021/09/07 公開日:2021/09/08 お知らせ 「イタリア語講読」クラスで現在講読中のテキストは、「三人の著者の三つの短編(インタビュー形式)」が収録されていて、どれも素直で軽快な同時代のイタリア語の文章なのだそうです。 9/7は、秋学期2回目の授業となりましたが、二 […] 続きを読む
ことば3~4年(次は岡田淳『星モグラ サンジの伝説』を読みます) 更新日:2021/09/01 公開日:2021/09/08 小学ことば 福西です。 このクラスでは、シリーズ3冊目の『まだまだはらぺこオオカミ』(キャサリン・ストー、掛川恭子訳)を読んでいます。 春学期は、第2話の途中(p40)まで読みました。(全5話) 10/12(火)から、次のテキストに […] 続きを読む
2021-09-08 和して同ぜず――読書力を身につけるために 更新日:2021/09/04 公開日:2021/09/08 雑談 山下です。 セネカに「我々は他人の流儀によって(他人の真似をして)亡びる。ただ集団から離れているだけで、我々は癒やされるだろう」という言葉があります。 このことと関係したエッセイです。 >>和して同ぜず――読書力を身につ […] 続きを読む
【新着情報】「教養英語クラス」とは? 更新日:2021/09/10 公開日:2021/09/07 お知らせ 今年度春学期から開講中の「教養英語」クラス(オンライン対応)では、この秋学期から新しい内容に入ったところですので、受講していただきやすいタイミングです! このクラスでは、内容として「キリスト教神学」についてのテキストを選 […] 続きを読む
2021-09-07 そうだ、ラテン語やろう!――今なぜラテン語なのか 更新日:2021/09/04 公開日:2021/09/07 雑談 山下です。 ラテン語を学ぶのはいつ始めても早すぎることはなく、遅すぎることもありません。 セネカに「難しいから挑戦しないのではなく、挑戦しないから難しい」(セネカ『倫理書簡集』104.26)という言葉があります。 頭で考 […] 続きを読む