山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

『西洋古典を読む』(中高生)クラス便り(2021年3月)

山びこ通信2020年度号(2021年3月発行)より下記の記事を転載致します。 『西洋古典を読む』(中高生) 担当 福西亮馬  このクラスでは、ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいま […]

切なさを肯定して生きること(その2)

福西です。 その1からの続きです。 私が自身のたましいを揺さぶられたと感じた本は、いま思い返すと、三つあります。そういう本は、どこで読んだかも覚えているものです。 『二分間の冒険』(岡田淳、偕成社)。これは六年生の時にデ […]

2021-04-05 ラテン語を学ぶヒント

山下です。 ラテン語を学ぶ意義は再三にわたりやまびこ通信の巻頭文で書いてきました。 やらないといけないから学ぶ人もいると思いますが(大学で必修等)、ふつうはやる必要のないことです。 やる必要のないことをやるのは趣味だから […]

2021-04-04 受け止める場としての「古典」

山下です。 私は「三つ子の魂」を百まで守りたいといつも言っています。 子どもの声に耳を傾けるとハッとさせられます。 「裸の王様」の話を思い出してよいかもしれません。 幼稚園では俳句の時間があり、芭蕉や蕪村の俳句を口ずさみ […]