1120 調査研究入門

中間発表以来考えてきたことをまとめる作業の続きです。

 

「泣ける」、「切ない」といった感情で作品を検索できるケータイ小説の検索サイトがあります。ここでおもしろいのは、「泣ける」はあっても「笑える」はないことです。自分たちの仮説に引きつけて解釈すると、自分が作品の中に入り込んで熱く読むケータイ小説には、作品から距離を保って一歩引いた目線から笑うということはないが、一歩引いて冷めて読むのが特徴であるライトノベルではむしろ笑いが主流であるということになります。

 

今回で秋学期はいったん終了で、一週間休んでから冬学期になります。

 

追伸:

以前の調査研究入門で歴史について調べていた生徒が、そのときの内容をさらに充実させたものを山の学校に持って来てくれていました。見た目、内容とも以前よりパワーアップしていましたし、調べれば調べるほどさらに疑問点が生じるような開かれた内容でした。これからも調査研究を積み重ねてもらえればと思います。