浅野です。
最近ではライトノベルとは別にライト文芸などと呼ばれるジャンルが目立ってきているようです。
ライトノベルと一般文芸(狭義の小説)との間に位置する大人向けライトノベルのようなものです。ライト文芸がどのような点でライトノベルに似ているのかというと、表紙にイラストが描かれていたり会話文が多かったり、複雑な比喩表現などがすくなかったりする点です。逆にどのような点で一般文芸(狭義の小説)に似ているのかというと、舞台設定が現実世界で、ハチャメチャさなどが少い点です。
唐突ですがSNSに対応させると、ライトノベルがtwitterでライト文芸がlineです。どちらもインターネット的にざっと読むという点では共通していますが、多様な世界に開かれているか現実感のある身内に限られているのかが異なります。
国語の時間に学ぶような、凝った表現をじっくりと読むような小説はもはやはやらないのかもしれません。