岸本です。
そろそろ年末ということで、これまでの総決算の季節ですね。
このクラスでも、春から取り組んできた単語の確認の総復習を行ないました。
これまでに70以上の単語に挑んできましたが、今日は、それら全てが改めて登場しました。
しっかりかけている単語もあれば、単純なスペルミスもあり、また全く忘れてしまっていたものもありました。
これまでの積み重ねだけに、単に覚えたのかどうか以上に、「理解した上で」覚えていたかどうかが試されます。
各自の結果は、これまでの理解を直接反映しています。
それを真摯に受け止めて、次からの勉強に生かしていきましょう。
続いて、各自の課題に取り組みました。
何でも、明日は京都市で一斉に学力テストがあるようです。
その復習課題をみせてもらったところ、ほとんど今までやってきたことでした。
それでも生徒さんたちは、「英語は難しい」といっていました。
出来ないことを自覚するのは良いことですが、頭ごなしに苦手意識をもつのは、よくないことです。
それによって、わかるはずの問題でも、解けないことがありますから。
そう意識してもらった上で、復習課題やプリントに取り組んでもらいました。
基本は既にやったことですから、おおよそは出来ていました。
ただ、すこしひねった問題に対応できない場合が多いです。
落ち着いて基本に立ち戻って考えてもらうよう、ヒントを出しながら、課題を進めてもらいました。
このクラスという限られた時間だけでは、知ってはいても応用できない問題もあるでしょう。
家でしっかりと復習して、学力を自在に操れるようにしてください。
今年はこれで最後、来年は1/11からです。
悔いが残らないよう、残りわずかの年末、そして新年も頑張ってください。
山下です。
>出来ないことを自覚するのは良いことですが、頭ごなしに苦手意識をもつのは、よくないことです。
英語特講を通じて中一の生徒と接するチャンスがあります。練習を通してネガティブな意識をポジティブに変えるしかないと思います。それには英語の学習を「少量頻回」に継続することだと思います。先日はそのことを伝えました。「集中豪雨」型の勉強(たとえば、一日かけて英文を暗記できるだけ暗記するなど)も大切ですが、今は「簡単に思えるレベルの勉強を日常化させる」ことが大事だと思います。具体的には、学校や山の学校で「間違った」英文を書いたとき、家に帰り、その「正解」のノートに「清書する」こと。
先日の英語特講では、中一の生徒も含め、黙々と「日本語→英語」の練習に取り組んでくれました。最後の10分は、全員で「同時通訳」に挑戦してもらいました。私が日本語を言った直後にそれを英語に直します。間違ったら、上級生に当てて正解を答えてもらいます。なんども間違え、なんども正しく言い直すというスポーツの練習のような取り組みでした。
ただ、最後に全員に言いました。「今日はよくがんばった。家に帰ってから差がつく。そのままテレビを見て寝る人と、今日ここで取り組んで間違った問題の「清書」をする人とでは。清書に時間はかからない。その10分の取り組みをするかしないかが人生を変える」と。
大げさですが、たぶん当たっていると思います。