百木です。
遅くなりましたが、先月の将棋道場のご報告です。
先月の将棋道場は夏休み特別企画ということで、保護者・大人の方も参加可能というかたちでの将棋道場を開催しました。おかげさまで前回は、子どもと大人(山の学校の先生ふくむ)の参加者がほぼ同数というこれまでにない将棋道場になりました。
保護者の方々にくわえて、いつも来ていただいている中務先生や、山下園長先生、福西亮馬先生なども交えて、幅広い年齢層での対局が行われました。子ども同士、大人同士の対戦もあれば、子どもvs大人の対戦もありました。
大人の参加者が多かったからか、子どもたちもいつもより少し緊張した、真剣な雰囲気で対局に臨んでいるように感じられました。
以前にも書きましたが、将棋というゲームの長所のひとつは、年齢や性別に関係なく、フェアに対局ができることです。実力さえあれば、小学1~2年生の子が大の大人を将棋で負かすことは決して珍しくありません。
私も小学生~高校生のころは、福島の関西将棋会館に通って、大人(ほとんどはおじさん・おじいさん)にまじってよく将棋を指していました。子供心に何十歳もうえの大人と対戦するのは緊張するものですが、ある種の度胸をつけたり、礼儀作法を学んだりするのには良い経験だったと思います。
今回参加してくれた子どもたちにとっても、きっと良い経験になったはず。参加してくださった保護者・大人の方々にとっては、久しぶりに生身で将棋を指す楽しさを味わってもらえたのではないでしょうか。年に一、二回はこういった企画をやっていくのも良いなと思いました。
今月の将棋道場(9月29日〔月〕)は半年に一回のトーナメント大会を開催します。皆さん奮ってご参加ください。