山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

2021-11-20 ただちに生きよ

山下です。 Protinus vive.という言葉があります。「ただちに生きよ」と訳せます。 セネカの「人生の短さについて」に見られる言葉です。 生きよ、と言われなくても私たちは生きているわけです。 セネカのメッセージは […]

【速報】「東洋古典を読む」クラス

「東洋古典を読む」クラスについて、担当の斉藤賢先生から進捗状況を伺いました。 『三国演義』第一回の桃園結義の部分を読み終え、今は第三十回の「官渡の戦い」の部分を読み進めているそうです。 また、次の冬学期から読むテキストは […]

「クローディアの秘密」を読む(西洋の児童文学を読むA、2021/10/14)

福西です。 『クローディアの秘密』(カニグズバーグ、松永ふみ子訳、岩波少年文庫)を読んでいます。 小学生クラスの方です。 9章「クローディアの秘密」に入りました。いよいよ佳境です。 物語の書き手である、いわば劇の外のフラ […]

2021-11-19 メメント・モリ

山下です。 「死を忘れるな」を意味するラテン語です。 >>Memento mori. 文法の説明はリンク先に載せています。西洋古典に接すると、この言葉の意味するメッセージを随所で見聞きすることになります。 もちろん、我が […]

イタリア語の文法を、12回の授業で学ぶ。

この冬学期は、12回完結のかたちで「イタリア語入門」が開講となります。 短期間でひと通り文法を学ぶスタイルのため、開講・受講には下記の条件がございますが、またとない機会ですので、ある程度語学経験をお持ちで、イタリア語を学 […]

2021-11-18 徳孤ならず

山下です。 『論語』に「徳孤ならず。必ず隣あり」という言葉があります。 意味は読んで字のごとくですが、いわゆる「世間」と距離を置いた自分の信じる道が孤独に感じられるとき、思い出すとよいでしょう。 ラテン語には、「清廉潔白 […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2021/10/14)(その2)

福西です。その1の続きです。 これまでの展開のまとめです。   1週目の土曜日  昼 ペパーの蹄の1つ目の交換。そのとき、ルビーを見つけ、鍛冶屋の若者に渡す。 若者と握手しようとするが、「とても汚れているんだ」 […]