山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/12/3)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 15「塀の上からの眺め」を読みました。 トムとハティは木登りに夢中になります。最後まで残った「油断大敵」に登ることについに成功 […]

2022-02-24 素読と子どもたち

山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「私は山の学校で「論語」の素読を担当しています(月に一回、小学生対象)。やり方は幼稚園で行なっている俳句と同じです(週に二回、年長児対象)。どちらも正座をして挨拶し、黙想すると […]

2022-02-23 文学部で学んだこと―100年先の世界のために

山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「私は英文科四回生の秋、思い切って西洋古典文学に専攻を変える決意をした。岡道男先生(当時の主任教授)のおられた研究室は、今はなき煉瓦造りの旧館二階にあった。専攻変更のお願いをす […]

2022-02-22 Disce gaudere(楽しむことを学べ)――「好き」と「得意」の思い出作りに向けて

山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「幼稚園時代と異なり、小学校に上がると数字による「評価」がついてまわる。しかし、チャレンジし続ける子どもにとって、「評価」はいつも脱ぎ捨てた過去であり抜け殻である。子どもは大人 […]

2022-02-21 和して同ぜず――読書力を身につけるために

山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「幼稚園から小学校に上がると、子どもたちは無意識のうちに「同じもの」を目指すように促されます。「同じもの」とは文科省の定めた「正解」であり、国語の勉強を見ても「答えは一つ」とい […]