0622 山の学校ゼミ(調査研究)

浅野直樹です。

 

非現実(不可能性)の時代という枠組みの射程は広いと感じました。

 

ここでの現実とは人々の間の共通認識です。非現実の時代にはそれが失われたということです。共通認識がない状態でのコミュニケーションは共通認識がある状態でのコミュニケーションと質的に異なります。契約事項を明記する商人的なコミュニケーションは共通認識がない状態でのコミュニケーションとして有効だと言えそうです。現代ではそうした商人的なコミュニケーションが増えているように感じるのもうなづけます。