つくるA(0309)

福西です。この日は「空気砲」を作ってみました。

ずっと前から一度は(実は私が一番^^;)作ってみたいと思っていて、ようやくそれがかないました。

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作り方はこちらの動画を参考にしました。(>『実験レシピ 空気ほうを作ろう!』


(注:この煙ですが、舞台効果に使われているものです。ご安心ください)

 

空気砲の工夫としては、以下のことが考えられました。

・発射口の径を変えるとどうなるか?

→小さい方がよさそうに思いますが、輪ができるには、大きい方がいいようです。

・発射口にノズルをつけるとどうなるか?

→これはあまりうまくいきませんでした。ノズル内で逆に勢いがそがれてしまうようです。

・蓋をかぶせ式から、スライド式にできないか?

→割り箸でYi君がレールを作っていたのがすごいなと思いました。ただしすき間を埋めるのが技術的に困難でした。

・箱を持ちやすくできないか?

→生徒たちは、箱をひもでつるして首にかけたり、取っ手を作ることを考えていました。(持ちやすい→たたきやすい→空気が多く出る、という関係があり、これが結構重要でした)

・煙の入れ方を、先込め式ではなくて、後込め式に改良できないか?

→この問題には私自身が興味があって、試作してみました。その結果、後ろにも穴をあけた分、余計なすき間ができる割に、あまりメリットがないと感じました。(なにより空気圧が減ります)

 

生徒たちにとって、一番切実な問題となったのは、「箱のたたき方」(空気の出し方)でした。

箱は両手で抱えるほどの大きさがあります。それを手以外の場所で支えながら(でないと手が使えない)、うまく両手でたたかなければなりません。両手で同時に「ボン!」とたたけると、それだけ勢いよく空気が出ていきます。けれども片手ではそれがうまくいきません。

このたたき方を改善するには、「安定した台」が必要だということがやっているうちに分かってきました。

今回は机の上に乗せていますが、発展として、カメラの三脚のような台を工作するのは面白いと思います。もし2号機を作りたい人は、ぜひ挑戦してみてください。

 

また、もしお家でもっと遊びたい人は、煙は蚊取り線香やドライアイスでも代用できます。

(ただし煙は思ったほど出ないかもしれません。もしフォグ・マシーンを必要な方はご相談ください)

 

今学期の「つくるA」(1~2年)クラスは、これでおしまいです。

来年度は、クラス名が「つくる2~3年」となり、月曜日の同時間帯にしています。

初回は4月13日(月)16:30~18:00です。