福西です。先日、3回目のひねもす道場を開きました。
今回は3年生3名が参加してくれました。寡少なれど円熟なりという感じの展開で、1時間たっぷりと「工作の時間」が味わえました。3人とも本腰を入れて取り組んでくれたのが嬉しかったです。またできあがった作品の完成度の高さにも正直驚きました。
この日作った物は「マジックハンド」で、3段ぐらいの物ができるかなと予想していたのですが、それを上回る4段、5段を達成していました。中には「6段にも挑戦する!」と張り切っている生徒もいました。そのために、かなり頑丈に作っていました。きっと後で家でも色々と工夫を重ねたことでしょう。自分の作品にそれぞれ愛着を持ってくれたようです。
時間があればある分だけ、作品をより頑丈にできるので、終始ラストスパートという感じでした。3人ともまだまだ「続きが見える」様子でしたが、全員満足のうちにひとまず終えることができました。私も一つ手の内を広げることができた感じです(^^)。
(見本の作品)
#今回は撮り忘れてしまったのですが、生徒の作品も後日写真をアップしたいです。
生徒の発した「挑戦」という言葉がこの日の取り組みの充実ぶりを象徴していると感じます。今回は、亮馬先生の企画そのものも、ある意味で「挑戦」でしたね(3年以上の参加を募った点など)。やる気のある生徒にとことん技を伝えたいという先生の思いに生徒たちが十分呼応したことが窺えます。
子ども時代は、全力で取り組んだ経験が、自分の中の何かを促し、育てます。機械仕掛けでない取り組みの中で、夢中になるとか、一心不乱に取り組む、という経験が、未来の花を咲かせる種まきなのだろうと思います。
次回の取り組みも宜しくお願いします。