つくるB(0624)

福西です。

この日はペットボトルでロケットを作りました。

ロケットは「自分の一部を勢いよく捨てる」ことで上に飛び出します。それはちょうど、こんな感じです。

今、キャスターのついた椅子に、バスケットボールを持って座っている人がいるとします。その人が、バスケットボールを勢いよく前に投げ捨てると、その反動で椅子が後ろに進みます。(床はつるつるとします)。そしてこれを「めちゃくちゃすごい勢い」ですれば、より動きます。

これと同じく、実際のロケットでは、ボールにあたるものが、燃料(ガス)で、それを「勢いよく捨てる」ことで推進力を得ています。またその時、勢いよく燃料(ガス)を捨てさせる力を生じるのが「火」です。さらに今回作った水ペットボトルは、そのロケットの「燃料」にあたるものが「水」で、「火」にあたるものが「空気」(の勢い)というわけです。

授業では説明はこの程度にして、さっそく作業に取り掛かりました。

4年生-2年生で二人ずつペアになって、1基ずつ作ってもらいました。ロケット自体はシンプルなので、作り方は難しくはないのですが、今回は使用する材料(ペットボトル)に予備がなくて、切る作業には失敗できません。それなので、説明書と顔を突き合わせながら、慎重に、慎重に作業を進めていきました。

4年生にはチーム内で「次に何をするか」の指示を出してもらったのですが、2年生の手つきをみてあげている姿が凛々しかったです。また2年生も、自分にできることを目いっぱい手伝っている様子が頼もしかったです。

次回もこの続きをします。