まだ開講したばかりのクラスです。
斬新な発想と緻密な分析によってギリシア・ローマ史研究に大きな足跡を残した希代の古代史家モーゼス・フィンリー、その円熟期の論考12編を集めたThe Use and Abuse of Historyから、いくつかの章を選んで読み進めていきます。
というクラスなのですが、
一つ一つの単語の意味や構文について皆で納得いくまで議論しながら少しずつ理解を深めていくことが目標です。そのため、とてもゆっくりしたペースで読み進めることになると思います。最初は一回 (90分) で1頁くらいかもしれません。
という先生の予想を遥かに上回り、初回では10行程度、ようやく3回分くらいの授業を経て、見開きの一項くらい進んだそうです。
受講生のみなさんが納得のいくまで質疑応答を繰り返し、じっくり読み進められるクラスです。
（事務担当 梁川）