ひねもす(つくる4~6年)2020/2/10

福西です。

この日は、片持ち梁(長い棒)を作りました。(前回はこちら

水平からマイナス10cmまでのたわみを許容し、どれだけ長くできるかを実験しました。

複数本束ねると剛性が上がるので、板にすることをまず思いつきました(R君、S君)。しかし、問題が発生します。大モス・小モスは、長くしようとすると、つながなければといけません。そのつなぎ目が曲がりやすいという問題です。それをどう解決するか?

一方、T君は、プラスの角度(45度ほど)をつけて「橋」のように持ち上げることを考えました。そうすると、水平(0度)に対して、たわみ角を稼げます。「曲がってもよい」という発想です。

また、S君はつなぎ目が問題であることを意識し、1本ずつの梁を、つなぎ目が互い違いになるように組み合わせる工夫をほどこしました。それによって、かなり曲がりにくくなりました。集成材に似たアイデアです。

(集成材)

結果は、100~135cmでした!

次回は、2月24日(月)です。休日ですが、クラスがありますのでご注意ください。