2章の冒頭からです。
まだ物語の序盤なので細部の描写を注視しながら読んでいます。
マージおばさんが来るというのがこの章のテーマですが、そのおばさんはハリーと血がつながっていないのにおばさんと呼ばされているという描写がありました。もしかして英語のauntと日本語の「おばさん」とではニュアンスが異なるのかなと思いました。
ハリーはそのマージおばさんが苦手なのですが、彼女の滞在中にうまく振る舞えたらホグスミードの申込用紙にサインしてもらうという取引をヴァーノンおじさんとします。このあたりにハリーの成長を感じました。
また、ペチュニアおばさんから髪の毛をきちんとするように言われたときも、マージおばさんはハリーを批判するのが好きなのだから、髪の毛がぐちゃぐちゃのほうがうれしいだろうという皮肉を思います。
実際にマージおばさんがやって来ると、ハリーに対してそれはひどい言い様でした。善意に解釈すれば、ヴァーノンおじさんやペチュニアおばさんと違って正面から向き合っているとも言えますが。
今回はこのあたりで時間となりました。