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オンラインのみ 『漢文講読Ⅰ』
📖 『神異経』(テキストは講師が用意します)
火曜20:10〜21:30 講師:斎藤 賢
『神異経』は地理的位置を基に古代中国の四方を区分けし、それぞれの項目では各地の神話的・伝説的存在や、奇怪な動物や不思議な植物といった、想像力を刺激する驚くべき内容を記しています。このような形式・内容は中国の現存最古の地理書と言われる『山海経』から影響を受けたものでしょうが、本書はその『山海経』にも劣らぬ驚異の数々を読者に提供してくれることと思います。また、『神異経』読了後は、海内十洲記や洞冥記など他の志怪小説も読み進めていく予定です。
〔授業の進めかた〕
本講座では、受講生に事前にテキストを予習したうえで授業に出席してもらいます。授業時は基本的に、
①受講生による訓読→日本語訳
②講師による解説
この①②の繰り返しで授業を進めていきます。
なお、その回のテキストが初めて読むものであれば、講師がまず授業テキストの解説をします。
<これまで読んだもの>
唐代の小説『廣異記』の「徑寸珠」
明・錢希言の著した志怪小説である『獪園』から数編
『山海經』『捜神記』『拾遺記』『捜神後記』『酉陽雑俎』『集異記』『宣室志』『冥報記』から1~2話ずつ