「漢文」クラス 一覧 〜ここまで学べる、山の学校!

漢文は、日本人にとって親しみやすい知の宝庫です。山の学校では、漢文を愛してやまない先生が親身に指導します。

クラスは入門(文法)講読の二本立てです。

講読クラスでは、現在は『史記會注考證』や『剪燈新話』といったテキストを精読しています。是非ご一緒に、古典を味わいましょう。

 

各クラスの進捗状況詳細につきましては、お問い合わせ下さい。

ブログの「漢文」カテゴリー

 オンラインのみ 『漢文入門』

 📖 テキスト必携 新明説漢文』(尚文出版)
 📖 辞書『漢辞海』『新字源』など

 木曜18:40〜20:00 講師:田尻健太

漢文の基本を一から学ぶクラスです。このクラスでは、「訓読」を使って、基礎的な文法を学習することを中心とし、最終的には、自分で漢和辞典を調べて、簡単な漢文の意味を読み取れるようになることを目標とします。また、中国古典の内容はどのようなものか、中国古典が現代までどう伝えられてきたか、といった発展的な内容にも寄り道しながら教えていきます。

 

 オンラインのみ 『東洋古典を読む』

📖『剪燈新話』

水曜 18:40〜20:00 講師:斎藤 賢

『剪燈新話』は明代の瞿佑によって著された伝奇小説であり、「伝奇」の名の通り、普通には起こりえないような不思議な物語を多数収録しています。しかし、その内容はただ不思議な話を書き留めた、というものではなく、読者を魅了する巧みな筆致で物語を綴っており、文学的な面からも高く評価されています。

そのような『剪燈新話』の物語の中でも、幽鬼と人の悲恋を美しく描いた金鳳釵記はとりわけて感動を誘う一篇であり、漢文の学びのみならず、不思議な物語に興味がある人にとっても最適なテキストの一つではないでしょうか。

 オンラインのみ 『漢文講読Ⅱ』

📖『論語』

 月曜18:40〜20:00 講師:田尻健太

このクラスでは、さまざまな時代の『論語』の解釈を味わいながら読み解いていくことを目標とします。『論語』は長い時間を経て読まれ続けてきた書物で、その時代によってさまざまに異なる読み方がなされてきました。その中で、多くの学者は、自分なりの『論語』の読み方を、「注釈」と呼ばれる形式で本に書き残してきました。その「注釈」の違いを楽しみながら読解していこう、というのがこのクラスの主眼です。

 オンラインのみ 『漢文講読Ⅲ』

📖『古代漢語』(王力、中華書局)

 木曜18:40〜20:00 講師:斎藤 賢

『漢文入門』しばらく読み進めた後、中国語で書かれた漢文の教科書、王力『古代漢語』で漢文への理解を深めています。この教科書は、現代中国語で漢文を勉強する場合とても有用です。

ご参加をお待ちしています!