オンライン対応 『イタリア語講読 』
📖 Carlo Vecce ,Il sorriso di Caterina
火曜・隔週 18:40〜20:00 講師:柱本元彦
録画視聴の形でもご参加いただけます。
<2024年度>
Carlo Vecce ,Il sorriso di Caterina を新たに読みます。
レオナルドの母親について新発見の資料を駆使した「小説」、去年の春に出版されて話題になったものです。テキストはこちらで用意します。
<2023年度>
短編小説、Salvatore di Giacomo Novelle napolitane を読みました。
邦訳タイトルは、『ナポリの物語』。著者のディ・ジャコモは詩人として、とりわけ最も素晴らしいカンツォーネ・ナポレターナの作詞者として有名です。彼の名を知らないナポリ人はいないでしょう。ですが初期短編集『ナポリの物語』はまるで埋もれていた宝物(まだ埋もれたまま)です。クローチェも絶賛していますが、実はすこし前に用いた講読テクストに断片が引用されていて、心打たれたのでありました。(柱本元彦)
<2022年度>
マッテオ・マランゴーニ(Matteo Marangoni)の美術論、“Saper vedere” を読みました。
<2021年度・後半>
秋学期後半から、Raffaele La Capria, Quattro storie d’amoreを読みました。
<2021年度・前半>
Interviste immaginarie: Emily Brontë, Arthur Conan Doyle, Ernest Hemingway を読みました。
<それ以前>
ダンテ『新生』、ペトラルカ『カンツォニエ
プロフィール 柱本元彦(はしらもともとひこ) 1961年生まれ。京都大学大学院博士後期過程修了。ナポリ東洋大学講師などを経て、現在は大学非常勤講師、翻訳家。訳書にフェッリーニ『魂のジュリエッタ』(青土社)、ランドルフィ『カフカの父親』(共訳、国書刊行会)、カッチャーリ『必要なる天使』(人文書院)、エーコ『カントとカモノハシ』(岩波書 店)、レオパルディ『カンティ』(共訳、名古屋大学出版会)など。