山の学校では下記の要領で春のイベントを企画しました。中学、高校生のご参加をお待ちしています。このイベントはハイキングではなく、史跡をめぐり歴史（日本史の一部）を学ぶ内容となります。

幼稚園のお山のすぐ近くに、日本史を大きく動かす大舞台があった！何気ない岩石一つにも歴史の秘密が隠されている！先生と一緒に山道を歩けば、誰もが歴史に興味を持ち、もっと学びたいと自然に思えるでしょう。

今回案内役を務める吉川弘晃先生は、山の学校では中学・高校の「英語」、高校の「国語」と「歴史」等の科目を担当。懇切丁寧な指導で定評があります。大学では京大考古学研究会ＯＢとして日本各地の史跡研究に取り組む一方、語学もじつに堪能。英、独、仏はもちろん、ロシア語、ラテン語も学ぶ、博学で話題豊富な、たいへん明るい先生です。

 記

 日時: ２０１５年３月２１日（土）　９:００ ～１２:００

※解散時間については多少のずれは生じることをお含み下さい。

募集人数： 中・高生（新中１～新高３）１５名（先着順）
集合場所： 北白川幼稚園園庭
解散場所： サークルＫ・京都一乗寺店（一乗寺花ノ木町１）
引率者： 吉川弘晃（山の学校講師：京都大学文学部西洋史学専修）

「山の学校・幼稚園のすぐ東側に位置する瓜生山。ここにはかつて北白川城（将軍山城）と呼ばれる山城が設けられ、応仁の乱を経て没落した足利将軍家が使用していました。将軍は、京の都を守るため、東側の勢力が通る街道（山中越え）上に城を築いて監視塔としたのです。時は戦国。下克上の嵐が吹き荒れる中、この城を巡っては、足利義輝、三好長慶、松永久秀、六角義賢…と名だたる戦国武将が矛を交えるに至りました。当日は、そんな戦乱の世の歴史が眠る瓜生山を、実際に歩き、歴史を本だけでなく全身を使って感じる機会を提供できればと思います。」（吉川先生記）

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