夏期講座にあたって(高1・2) 担当:坂本晃平

夏期講座高校1・2年英語を受講されるみなさんには以下のことを念頭に置いて取り組んでもらいたいと思います。

 

予習

【わからなかったので空欄は絶対にしないこと】

英語はそもそも外国語なのでわからなくて当たり前です。わからない場合は辞書、文法書、インターネット等ありとあらゆる手段を尽くして調べましょう。英語の実力は、解答解説をただ聞くよりも、むしろ自分で調べることによって伸びるものです。

【音読をしてくること】

長文の問題には音読をしましょうという設問を設けましたが、そのほかの英語の文章も全て音読しましょう。それもただ読むのではなく、各文の中での意味のつながりや区切れを意識して、流暢に読むことができるようになるまで何度でも読みましょう。また、各回の講座が終わった後の復習としても音読を行なってください。その時の理想としては、音読をしつつ頭の中で読んでいる文の文法的構造(SVOだとか関係代名詞だとか)を瞬時に理解できるようになることです。なお、読めない単語があれば発音を調べ、発音記号が読めないのであれば電子辞書やネットの辞書に発音させましょう。

 

当日

【辞書と文法書を持参すること】

英語を勉強する能力の半分くらいはいかに正しく辞書を引けるか、困った時に文法書の正しい場所を参照できるかにあります。講座では辞書、文法書を引くようにお願いする場面もあるでしょう。その際、辞書と文法書がなかったら困ってしまいます。

 

【講師の質問がわからなければ調べるか訊くかすること】

質問の答えや意味がわからない場合、わからないからという理由でただ沈黙してしまうのは良くありません。黙って時間を過ごすよりも、自分で調べるか、あるいはわからないということを伝えてくれた方がはるかに有益です。「わからない」という場合で、ただ教えるよりも自分で調べてもらったほうが役に立つだろうと判断する場合には、具体的な調べ方を指示すると思います。(例えば、辞書で〇〇を引いてください、文法書の〇〇の項目を見てください、等。)