3名の参加でした。ちょうど学校の定期試験直後だったので、主にその見直しをしました。
中3の生徒はこの勉強相談会に何度も参加してくれていることもあってか、テストの間違い直しをする習慣がついていました。どのように考えて回答したかということもきっちり説明できていました。同じ正解でも、実力で正解したところと、自信がなかったところとを分けることもできていました。ここまで来ると一生自分で勉強できるのではないかなと思います。
2名の中2の生徒とは国語の試験の検討をしっかりと行いました。詩や文章を読んで答える問題については、まずあらすじを説明してもらいました。それから一問ずつ丁寧に検討しました。二人とも内容は理解できていたのですが、設問の指定に従った答え方をするという点で苦労していました。本文から抜き出すのか自分の言葉で書くのかといったことや、字数指定です。ほとんどがよく見ればわかっている問題でした。
もう一つの問題は時間制限です。時間が足りなくてかなりの部分を白紙で出さざるを得なかったということがありました。時間が足りずに手が着けられなかったところを改めて問うとよく答えられていました。窮屈な試験では彼女の本当の力を測れないと強く思いました。
そうは言っても試験に時間制限は付き物ですし、日常的な課題をするのにも時間が多くかかると大変です。そこでA先生が速く文字を書くコツなどを教えてくれました。
このように確かな一日を過ごし、明日につながる相談会だったと思います。
この日も、めいめいにとって日頃の勉強の方針を再確認できる大事な時間になったようで何よりでした。