浅野です。
英検対策の3回目です。
とにかく語彙を増やすことに焦点を当てています。今回は特に略語に注目しました。
例えばGDPは国内総生産で、GNPは国民総生産と習いましたが、省略せずに言うとそれぞれ、Gross Domestic ProductとGross National Productです。domesticは「国内の、家庭内の」という意味で、domestic violence(DV)にも出てきます。他にはCEO(最高経営責任者)という語もよく見ますが、これはChief Executive Officerです。executeは「実行する」という意味です。
そういえば自分が高校生のときに地理のテストで「OPEC(石油輸出国機構)という文字の中で、石油を表すアルファベットは何か?」という問題があったことを思い出しました。当時は単純にoilだからOだろうと答えて間違えたのですが、正解はPです。正式名称はOrganization of Petroleum Exporting Countriesなのです。WHOにせよ、国連の機関などでOといえばまずOrganizationです。
語彙を増やすときには、単にすべてを丸暗記しようとするよりも、いろいろな角度から考えると記憶にも残りやすいです。
予定の都合で6月の英検を受けられそうになく、モチベーションが下がりました。逆に言うと、英検を受けることでモチベーションを保てるということです。自分にあった級が必ずあるでしょうから、英検は一つの目標として悪くはありません。
それでもなるべく語彙を増やすことには努めました。簡単な文章中にも知らない単語が1つや2つは混じっているもので、普段はあまり気にも留めないのですが、それを覚えるように心がけました。また、英検準1級の単熟語集も読んでいます。そこで見た語が過去問で登場するとうれしいですね。そうしていろいろなところで出会うと忘れにくいです。
語彙は多くて困ることはありませんね。前向きに語彙と取り組むと、未知の単語に出会う度、心のどこかで「やった!」と思う気持がわきあがります。私も今、ラテン語の語彙を増やしています。自分の語彙というより、インターネットに公開している辞書の語彙を、です。http://aeneis.net/dic/ ゼロから始めて、ようやく語彙数が3400になりました。一年かかってこの結果なので、一日10ほどのペースです(笑)。浅野先生はご存じかもしれませんが、PDIC という便利なツールがあります。http://homepage3.nifty.com/TaN/ 英辞郎の語彙も登録できるようです。わたしはこの辞書をローカルで使用し、未知の語彙があれば、どんどん追加していきます。すでに登録済みの場合、用例を増やしていきます。ある程度まとまった段階で、オンラインの辞書のデータを上書きし、アップデートします。