浅野です。
Sさんは高校卒業後の進路が決まり、今回を含めてあと3回の授業で英語の基礎を最終確認することにしました。大学入試が終わったからといって気を緩めずに学習を続ける姿勢に感動しました。
Yさんは前置詞の使い分けについていくつかしつもんしてくれました。一つ目はover-underとabove-belowの使い分けについてです。前者ははっきりとした物の上や下(例:over the river, under the chair)を指すときに用い、後者は漠然とした上や下(例:below the sea level, above the clouds)を指すときに用います。後者は基準線の上か下を指すときにも用いられます。二つ目はbyとtill(until)の使い分けについてです。日本語で訳し分けるならbyは「~までには」、tillは「~までずっと」とするとわかりやすいです。前者は一回の動作、後者は状態に使うわけです。
Nさんは学校での進み具合とあわせるために今回は不定詞をもう一度しました。二週目なので理解も早かったです。仮主語や仮目的語もイメージがつかめていましたし、使役動詞も3つ(make, have, let)のうち2つを覚えてくれていました。参考書の章末問題でも慣用表現以外でわからなかったところはなかったようです。関係詞と不定詞は英語の大きな山場なので、これらを越えられると少し楽になります。
三者三様、しっかり学習が前に進んでいる感じですね。前に進んだ分、空いた時間にしっかり後を振り返るのがコツのように思います。