しぜんB(木曜)クラス、初回クラスの記録。
自己紹介をお願いすると「ホワイトボードに書く!」と、みんな。
誇らしげに「○○小学校○年生」までつけて、漢字で書いてくれました。
「しぜん」と聞いて、みんなが思いつくことは、何でしょう?訊ねると、
「まいまいかぶり見つけたことあるよ!やごも!(T)」虫大好きの仲間が増えました!
「葉っぱ!森!(R)」(さすがは葉っぱの博士。)
「花!(M)(センセイも大好き!)」
「今日学校でね、花壇の花にとまっていたアゲハを、手でつかまえたんだよ!網でも捕まえられたことないのに!」とY君。聞いているだけで、ドキドキします。
そうした「しぜんのものたち」との出来事は、また「しぜん日記」などを使ってクラスで伝えて下さいね!
今日は「虫をつかまえたい」と言っていたT君の言葉どおり、ある虫の観察がメインになりました。
それは、「蟻」です。
「観察するために、カゴに入れてみよう」「ちょっと砂も入れよう」「あ、蟻にかからないように気をつけて!」「ダンゴムシも入れよう!」
と、こんな調子で、気づくと4人とも蟻に夢中です。しぜんとそうなりました。今度は「巣」を探そう、ということで、観察に丁度よさそうな巣を見つけました。
「砂糖ある?」と、Y君。なるほど。「餌に気づいて、運び始めるまで」が、どんな様子かを観察できたら面白いですね。たまたま、スティックの砂糖がありましたよ!
「どの辺に置く?」「近すぎるより、少し離した方が、列を観察できるよ。(M)」「あ、蟻をさわっちゃダメだよ、警戒しちゃう!(Y)」「この蟻さっきから僕にのぼってくるよ!僕のこと好きなのかなあ!(T)」
巣穴を囲んで作戦会議。結局、巣穴から、点々と砂糖の道を作り、その先に砂糖の山があるようにしました。巣穴から、せっせと砂粒を運び出す蟻たち・・・。
みんなでじ〜っと観察していましたが、なかなか思った通りの列はできません。
蟻たちが警戒しているのではないかと考えたみんな。この線より外から見よう、と周りに線をひいて離れたり、静かな声で話したり。
蟻が砂糖の上を通る度、「あっ」「あ〜・・・」と声が上がります。この日、とうとう、蟻が砂糖を食べたり、運んだりする様子を見られませんでしたが、
みんな、自分で考え、行動してくれましたし、「なんでかなあ・・・」という思いが残ることにも、また意味があります。
最後の10分は、「紙飛行機を飛ばしてみたい!」と、クラスに来たときから言っていたY君のリクエストに応えて、一人一つ、ジャングルジムの上から飛ばしました。
「あ、風が吹いてきたよ!」「今、ひこうきが、『ぐんぐん』ってよけいに進んだね!」「ほんとだね!」「とばないよ〜!」
風と対話する取り組み、というのも、何か今後、あり得るかも知れませんね。1つの案として寝かせておきましょう。
それでは、次回連休明けのクラス。みなさんの「しぜんにっき」や「発表」を楽しみにしています!