岸本です。
この高校英語の水曜クラスも、ようやく冬学期再開です。
年も改まって心機一転しつつ、これまでの積み重ねを生かして、今年も英語に取り組んでいきたいと思います。
今日は、主に長文読解の演習を行いました。
生徒さんは以前から、英語の長文を読むのに苦手意識を感じていたようでした。
そこで、簡単な長文を読みながら自信をつけてもらい、加えてその中で文法の復習も行うことにしました。
今日は基礎的な問題を2問解いてもらいました。
最初の長文読解は、時間内にしっかり最後まで解くことができ、内容や小問の選択肢などもしっかりと理解しくれていました。
そこで、細かな解答はせず、パラグラフごとに簡単に内容をまとめて口頭で説明してもらいました。
英語も言語ですから、長文読解の方法は国語と通ずるものがあります。
特に英語の長文の場合はパラグラフごとに要旨をまとめることができれば、全体の読解もスムーズにいきます。
余裕があればこうした取り組みももっと行いたいと思います。
そこで、簡単な長文を読みながら自信をつけてもらい、加えてその中で文法の復習も行うことにしました。
今日は基礎的な問題を2問解いてもらいました。
最初の長文読解は、時間内にしっかり最後まで解くことができ、内容や小問の選択肢などもしっかりと理解しくれていました。
そこで、細かな解答はせず、パラグラフごとに簡単に内容をまとめて口頭で説明してもらいました。
英語も言語ですから、長文読解の方法は国語と通ずるものがあります。
特に英語の長文の場合はパラグラフごとに要旨をまとめることができれば、全体の読解もスムーズにいきます。
余裕があればこうした取り組みももっと行いたいと思います。
続いての問題は対話文でした。
問題のレヴェルは最初と同じなので、問題文自体は時間内に読み、内容も理解できていたようでした。
ただ、小問の文法問題や置き換え問題に手間取ってしまいました。
基本的な形容詞の変化や関係代名詞といった文法的知識が、問題に上手く適用できなかったようです。
また、基本的な語彙が十分でないところもありました。
そこで、問題に対してどのように文法の知識が生かせるのか、問題の考え方について一通りアドヴァイスし、基本的な知識については改めて覚えなおしてもらうようにしました。
今のうちに弱点を克服するか否か、それを積み重ねていくか否かは、最終的に英文を読み進めるスピードや内容の理解度に如実に反映してきます。
今後もそうした点を克服しながら、長文に慣れ親しんでもらおうと考えています。
来週は久々の単語の確認と、長文の読解を行っていこうと思います。
この調子で今年もやっていこうと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
>長文読解
英語学習の醍醐味です。そのために文法や単語の学習も意味を持ちます。試験には出ませんが(笑)、自分の考えを英語で発表する、などのアウトプットもありますが、読解も見方を変えればアウトプットです。(ふつうはインプットと考えられます)。
我々はおしゃべりをします。実際に言葉を使って。しかし、心の中でおしゃべりもできます。それもアウトプットと言えるかもしれません。インプットだけ、アウトプットだけ、ということはありません。私が言う「読解もアウトプット」というのはその意味です。そして、岸本先生も示唆されていますが、読解の要諦は段落ごとに内容を把握することですが、言い換えると、段落ごとに何が書いてあるのかな?とつぶやく。そして、「これこれしかじかじゃないかな?」とつぶやく。心の中で。
まとめるということは、人間関係もそうですが、最初からまとまるわけはありません。「まてよ、でも、こうもかいてあるぞ。おかしいぞ。」とか、いろいろなれるまでは時間がかかるのが当たり前。それが面倒で「読解は嫌!」というタイプの生徒さんが世の中には多いように見えます。というか、英語ではなく日本語の読解においてすら!
勉強はめんどうなもの、です。めんどうだからトライするもの。トライし、「なるほど!そうか!」と心の中でつぶやることが、勉強のご褒美です。試験の点数はおまけです。
だから、ときには読解のレベルを下げる(あえていえば、中学用の長文問題をとく)というのもよい選択肢です。(これは自習用のアドバイス)。
また、つぶやきに正解はない、のです。しかし、段落ごとにまとめるつぶやきにはある程度の正解があります。で、そこで終わってはもったいないので、「でも、わたしはそうは考えない。なぜかというと、・・・・だから。」といった具合につぶやくとおもしろい。じっさい、つぶやくはず。しかし、テストで問われないのでそのうちつぶやかなくなる。それがもったいない。テストに出るとかでないとか考えることで、生き生きと心の中でつぶやくことを阻害していきます。だから、読解が苦手になる。
逆説的ですが、英語の読解のこつは、試験のことを忘れることです。
これは読解に限らないことかもしれません。
生徒のみなさんには、ぜひ、心のつぶやきというアウトプットを大切にしてください。