0107 英語高校

浅野です。

冬期講習も無事に終了し、冬学期が再開しました。今回は新しくNさんが参加してくれました。それぞれの様子を報告します。

Sさんは冬期講習中にも参加して(英語は自習時間にしていました)、昨年の最終時とは見違えるほど立派になっていました。センター試験の過去問題を材料として用いているのですが、「今回の長文が簡単に思えた」との感想が聞かれたほどです。私の感触ではいつもと同じくらいの難易度でしたので、おそらく彼女の実力のほうが変わったのでしょう。引き続き語彙の増強に励んでもらえればさらに長文が読めるようになると思います。

Yさんは昨年の終わりごろは風邪で休んでいたので久しぶりの山の学校でしたが、すぐに学習モードに入っていました。きっと家でも自分で学習を進めてくれていたのでしょう。

今回は学校での教材をもとに英語の基本構文の暗記に励んでいました。このやり方は地味ではあっても確実に効果があり、いまのYさんの力からしてもふさわしいです。よい課題をもらったものです。

その暗唱例文の中に次のようなものがありました。

The street I used to live on was very noisy at night, which made it difficult to sleep.

この文がわかりづらかったようです。よくよく聞いてみると、コンマ以降が特に不明だったようです。which以下の文の要素を、madeがV、itが仮O、difficultがC、to sleepが真Oだと指摘するとすぐに理解してくれました。基礎ができていると話が早いです。

Nさんは今回が初めてだったので、まずは現状を尋ねました。すると「どこがわかっていないかがわからない状況だ」と謙虚に答えてくれました。そして「英語の基本を身につけたい」と言ってくれました。

学校の冬休みの課題として不定詞の項目が指定されていたので、今回はその範囲を例にとりました。なるべく英文法の全体像がつかめるように、まずは不定詞とは何かというところからやり取りを始めました。お互いに質問を投げかける生きた会話だったのでこの場で再現することはできませんが、少しは不定詞のイメージをつかんでもらえたかなと感じました。