こんにちは。上尾です。
冬学期から授業についての記事を書くことに致しました。
どうぞよろしくお願いいたします。
英語の指導について常々考えていることのひとつに、どうやったら日常的に英語のことを忘れないでいられるような体制が作れるだろうかということがあります。これに関するひとつの試みとして、現在、授業では、英語の小説を読むことに取り組んでいます。読んでいるのはUrsula K. Le Guinの”A Wisard of Earthsea”(邦訳『ゲド戦記I』)。ファンタジー物ですが、大人にも堪える内容と評判の小説です。単語や文法も、基本的で重要なものが多く出てきます。現時点では、どんどん読み進めていくというよりは「英語」に馴染むということを主眼においてじっくりゆっくり読んでいます。秋学期の終わりから始めて、現在は2ページ目ですが、それだけでも多くの重要な単語を覚えるきっかけになっていると思います。これからペースがあがってきて物語にどんどん引き込まれていくのを楽しみにしているところです。
>どうやったら日常的に英語のことを忘れないでいられるような体制が作れるだろうか
大事な視点です。そして、そのための取り組みも末広がりに実力アップにつながる仕掛けであると感じられます。世の中、急がばまっすぐオンリーの時代ですが、正々堂々と、急がば回れの王道を突き進んでいると思います。応援しています。