岸本です。
今日は、単語の確認を中心に行いました。
感嘆文は、文法項目的にそれほど重視はされていませんが、統辞法的束縛の強い英語の中でも、心の感じたままを表せる文です。
思うことを強調するので、その部分が”how”や”what”を伴って、文頭に来ます。
単純に言えば、それだけです。
文法的に注意すべきは、”how”は形容詞と共に、”what”は形容詞と名詞を伴うことです。
まるで、あるなしクイズのようですね。
生徒さんは最初、単に「How+形容詞+主語+…」と唱えていました。
しかし、単に暗記せざるを得ない部分のある中学校とは異なり、今では、文法知識がより豊富となったのですから、より効率的な整理をしてくれるようになると、良いと思います。
続く「特殊な比較級」としては”much less”と”be equal to”を扱いました。
前者は否定文と共に、「ましてや~ない」という文を作ります。
稀ですが、肯定文と共に用いるときは”much more”です。
強調という意味では、こちらも心情を吐露する文句でしょうか。
後者を直訳すれば「~に等しい、~に匹敵する」となります。
肯定文では原級表現となり、否定文になれば比較級あるいは最上級も意味します。
このことを確認したうえで、問題文を書き換えてもらったりしました
比較級は、特別な表現が多く、しかもややこしいので、今後生徒さんがつまずきそうなら、また一つずつ解説したいと思います。
次回は補講で金曜日ですが、テストの見直しを終わらせようと思います。
そして来週は、単語の確認と、長文にまたチャレンジしてもらおうと考えています。
>文法知識がより豊富となったのですから、より効率的な整理
文法は「整理」するための有力な道具です。整理するには勉強して知識がばらばらと散らばっていないといけません。まっさらな部屋だと「整理」する必要もありません。だから、本当は中学時代に、たくさん文法は度外視して英語に接し、単語を覚え、知識が部屋中あちこちに散乱するくらいでよいのでしょう。それを文法の力を使ってきちんと整理していくと「快感」が得られます。文法は英語の語源に照らすと「魅力」という意味です。私は文法を学ばずに英語を学んだ人間ですが、古の人が文法を魅力と結びつけた理由には共感します。