11/6 英語(高校)

岸本です。

補講も2週目です。
今回は並び替えの問題を中心に見直しをしていきました。

並び替えの問題は、並び替える単語の数が多いほどややこしくて難しくなりますが、そこでキーポイントとなるのが文法の知識です。
例えば、原則としては主語が最初で、次にメインとなる動詞が続きます。
主語を探すのは比較的楽ですが、動詞については、完了形や受動態、助動詞など、日本語からは直接読み取りにくいものもあるので、やや困難です。
さらにそうした要素が複合的に合わさる場合もあるから厄介です。
そんな時には、「助動詞+have+been+過去分詞」という順番を抑えているだけでも、解くのが大分楽になります。

しかし今回は、「原型不定詞」と「強調構文」という、やや特殊な文法を問う並び替え問題が出ており、それらを中心に解説しました。
前者はtoがない不定詞で、知覚動詞や使役動詞とともに用います。
語順としては”S+V+O+C”となり、原型不定詞は補語になります。
後者は”It is ~ that(who) … .”という構文で、「…なのは~だ。」というようになります。
どちらも、まだきちんと習っていないようで、問題を解くのに、何度も首を傾げていました。
でも何事も、最初は知らないことですから、ここでしっかり覚えることが大事でしょう。

また文法以外にも”be proud of ~”や”lool for ~”のような熟語表現も問題の中には見られました。
熟語表現は、それを覚えているだけで、英文が作りやすくなるので、できるだけ多くの表現に、今のうちに触れておくのが良いでしょう。

最後に基本的な時制として「現在」、「過去」、「未来」の表現の用法を確認しました。
問題は選択肢を選ぶものですが、こういうタイプの問題を見直す時は、正解のみならず、何故他の選択肢は不可能なのかを考えることが大事です。
それだけで、正解だけ見直すより何倍もの成果が得られるのです。
例えば、”He (  ) the reason.”という文で、”knows”が正解なのは、容易に分かります。でも”is knowing”は何故不正解なのでしょうか?
ここから、”know”が状態動詞で、現在進行形には使われないということを学べば、単に現在形の変化を学ぶだけでなく、動詞の細かな用法も加えて学ぶことができるのです。

今回はここまででした。
ほとんど見直しは終わりましたので、来週は残った関係代名詞の部分と、新たに「現在完了」、「過去完了」、「未来完了」についての問題の見直しも行いたいと思います。