岸本です。
台風が大分近づいたようで、帰るときには風も吹いてきました。
それでも、クラスで問題に向かう様子は、穏やかで落ち着いて、さすがと思わせてくれます。
今日は、単語の確認と問題演習を行いました。
その分難易度が上がっており、所々苦戦しているようでした。
それでも、ほとんど正解だったのは素晴らしいと思います。
今回は、その問題文の中で用いた”it is ~ that A ….”の構文の解説に、重点を置きました。
この構文では、本来の主語はthat節で、itは仮主語です。
これを”it is for A to ….”という不定詞を用いた文に直すのが、やや難しいようでした。
特に、意味上の主語を”for A”と表すことに慣れていないようでしたので、そうした書き換えができることをまずは覚えてもらい、実際に問題文を書き換えるなど、実践してもらいました。
加えて、不定詞の否定として”not to …”という形も、勉強しました。
頻出表現なので、この機会にしっかりマスターして欲しいと思います。
問題演習は、少ししか時間がとれませんでしたが、主に形容詞的用法の現在分詞を、関係代名詞を用いて書き換える問題を解説しました。
これも、”it is ~ that ….”と同じく、よくみられるので、一緒に理解してもらいたいです。
来週は、単語の確認と帰ってきたというテストの見直しをやる予定です。
>"it is for A to …."という不定詞を用いた文に直す
この例文になじみが薄いせいかもしれませんね。書き換え問題は、二つの英文それぞれの例文(It is … that … / It is …for A to…) について、お気に入りの例文を個別に習熟する必要があります。加えて言えば、今回の場合ですと、不定詞の名詞的用法の復習をするとよいでしょう。
高校時代に扱う文法の問題は、中学英語の基本例文を暗記しておくとずいぶん楽になります。高校生でも、中学生に英語を教えることができるか?と自問自答すれば、おのずとやるべきことが見えてくると思います。