岸本です。
今日はリスニングと単語、そして文法のプリントに取り組みました。
中学生は、リスニングが今回で最後ということもあって、英検4級レヴェルのまとめ的な問題に挑戦しました。
やや長い文を聴いて、それについての質問に答えるタイプの問題でしたが、正解率はあまりよくありませんでした。
長い英文を聴くのは大変に感じるのも確かですが、今までのリスニングのポイントを押さえれば、答えを見つけることはそう難しくありません。
ポイントの一つは、「質問文が何を聴いているのかを知る」ことです。
そして、そのためには質問文の文頭に来る「疑問詞」を判別することが大切になります。
疑問詞が「who」なのか、「when」なのか、「where」なのかによって、答えは「人」、「時」、「場所」と、違ったものになるからです。
質問文が何を尋ねているのかを把握すれば、長い英文でその部分に触れているところを集中して聴くようにしましょう。
ただし、時には答えが直接英文には含まれていない問題もあります。
そのような難易度が高めの問題に関しては、全体の流れをつかめるようにする必要があります。
その時に重要なのが、「接続詞」です。
「いつも早起きしている。」の文の後に、「しかし」とくる場合と「なぜなら」とくる場合とでは、その後の話の展開が大きく異なります。
流れをつかむためにも、接続詞を聞き分けられるようにしましょう。
続いて、単語の確認を行いました。
中学生は二人とも全問正解で、よくできていました。
高校生も、ミスは一つだけでしたので、来週までに覚えなおしておきましょう。
残りの時間は、中学生は文法の復習のプリント、高校生は長文のプリントに取り組みました。
中学生の二人は、前回やり残した動名詞のプリントを中心に行いました。
見たことのない表現が出てきたときに、辞書を引いていた生徒さんのは姿勢はとても素晴らしいと思います。
しかし、辞書を引きながらも「look forward to ~」には苦戦していました。
「~を楽しみにしている」という意味ですが、まず意味が似ている「enjoy」と混同してしまいがちでした。
さらに、「to」に動詞が続く場合、to不定詞と勘違いして原形にしがちです。
ですが、この熟語における「to」は前置詞ですので、動詞が続く場合は動名詞にしましょう。
合わせて、前置詞に動詞を続ける場合は動名詞にするという原則も念入りに復習しました。
前置詞の後には名詞が続くという基本を応用した問題ですが、案外忘れられがちですので、注意してください。
また、並べ替え問題や英作文ではミスが多くみられました。
基本となる「主語+動詞」をまず作れるようにしてください。
その際、訳として提示された日本語を読解する力も大切になります。
「泣きやむ」という日本語は、「泣く」と「止む」、すなわち「止まる」が合わさったものですから、英語で表す時は「stop crying」となりますね。
日本語の力も一緒に鍛えていきましょう。
冬学期最後の来週は、2年生で習う文法全体の復習を予定しています。
高校生は長文を全訳してもらったので、答え合わせをする時間がありませんでした。
来週はそのプリントの解答と学校でのテストの見直しを行いたいと思います。