3/11 中学英語

岸本です。

今日は、リスニングと学校でのテストの見直しを行いました。

 

リスニングでは、絵がある問題とそうでない問題で正解数に大きな違いが出ました。

これまでは、「疑問詞を聴き取る」や「場所や時間を聴き取る」といったコツを紹介してきました。

ただ、問題の難易度が上がってくると、会話や長文が全体として何を言っているのかを理解しなければ、解けないこともあります。

今回あらわれた正解数の違いは、絵の存在が生徒さんの全体像の理解に大きく寄与していたことを示すでしょう。

しかし、重要なのは絵がない場合です。

ここで、全文をくまなく聴き取ろうと焦る必要はありません。

生徒さんは「疑問詞」や「時間」、「場所」の単語の聴き取りはだいぶできるようになりましたから、今度は特徴的な単語を聴き取るようにすればよいと思います。

例えば、「train」という単語を聴き取れれば、「電車」に関する話題だとわかります。

これだけで、全体像の把握はだいぶ楽になるでしょう。

会話のテーマとなる単語を判別するには慣れも必要ですが、語彙力(発音を含む)を増やすことが、リスニング力の向上につながるのではないでしょうか。

 

後半は、学校でのテストの見直しを行いました。

いろいろな問題で間違いはみられましたが、生徒さんが特に苦手としていたのは並べ替えの問題でした。

基本となる「主語+動詞+~」の構造を踏まえて、生徒さんと一つ一つの問題を確認していきました。

その中で、代名詞の理解がまだ十分でないことが、生徒さんは自覚できたようです。

生徒さんは代名詞の変化をほぼ完璧に理解できていましたが、それを実際の英文に応用する際、どの代名詞を使ったらよいのか悩んでいました。

そこで、改めて主格、所有格、目的格、所有代名詞の機能について復習を行いました。

例えば、主格は主語に用いる、所有格は名詞とセットで用いる、目的格は前置詞の後ろでも用いる、などです。

代名詞の格の機能がわかれば、並べ替えでも代名詞をどこに挿れればよいかがおのずとわかってくるはずです。

並べ替えの力は、英作文の力にもつながるので、おろそかにしないようしっかり身につけるようにしてください。

 

次回は、木曜日のお昼14:00ごろから補講を行う予定です。

イレギュラーな時間ですが、よろしくお願いします。