岸本です。
今日は学校のプリントのアレンジ問題を行いました。
アレンジがかなりの長文になってしまいましたが、焦らずにゆっくりと一文一文、一語一語、文についての解説を行っていきました。
また、その問題を一問解くごとに、それに含まれる単語の説明を、プリントの英英説明で確認していきました。
これまで何回も出てきた関係代名詞や、完了形、受動態、分詞の用法、様々な文法事項が含まれおり、かなり解き応えがあったと思います。
その中でも、今回は分詞の用法について、重点を置きました。
例えば、”Pyramid is the world heritage representing Egypt”という文の”representing”が、”Egypt”を伴って、heritageを修飾する句を形成していること、などです。
特に修飾する句がされる語の後ろに付くという現象が、やや不自然に思えるようです。
そこで、”the world heritage which is representing Egypt” として、”which is”を補い、それが省略された形であると解釈するのが良いと示しました。
これは過去分詞でも見られるもので、英文中でよく使われるこの表現は、英語の理解には欠かせないでしょう。
ゆっくり進めたためか、半分も解けずに時間が来てしまいました。
そこで、来週も引き続きこの問題を解くことにしました。
もし時間があれば、学校のテストの間違いなおしもやりたいと思います。
また補講の日時を話し合うのを忘れていましたので、これも来週話し合おうと思います。
文法と一口に言いますが、ここまで掘り下げて教える先生は少数派だと思います。しかも、生徒のニーズにフォーカスするだけでなく、生徒自身が気づかない(しかし先生には見えている)弱点が浮き彫りになるようなプリントまでご用意いただきながら。力こぶを入れるわけではく、穏やかに時間が流れ、着実に問題点に向き合う授業になっていることをありがたく思います。