福西です。この日は、先週した数量感覚の問題として、「どちらが大きい?」というプリントを用意し、そのあとで「頭の体操」になるパズルを考えました。
と、その前に前回のクイズの答を・・・実際に数えてもらいました。
「10ずつ分けたらいいんとちゃう?」「じゃあ、ぼくここする」「おれ、ここ」
結果は、
「157」
でした。ということは・・・?!
おお、Sちゃんが一番近かったです!(おめでとう~っ)
そして、差もきちんと計算してもらいました。
T君の予想は120で、-37。
Sちゃんが165で、+8。
H君が166で(Sちゃんから1多いだけなので)、+9、
そして・・・私が、
200なので、-43。(どよーん笑)
というわけでした。
さて、授業でした「どちらが大きい?」というプリントは、以下のようなものでした。(大きい方に丸を付けてもらう問題です)
1)808 vs 810
2)51 vs 15
3)100 vs 1000
このあたりは、計算ドリルでもおなじみだと思います。要するに位ごとの勝負や、0が何個ついているかで決まります。
「大きな数」自体は、1年生にはまだ早い内容ですが、興味があることを知っていたので問題なく食らいついてくれていました。
さて、次の問題です。
1)1万―1 vs 1万+1
2)100×100 vs 100+100
3)1×1×1×1×1 vs 1+1+1+1+1
4)1+1+1+1+1 vs 1+2+3+4+5
5)10×10×10×10 vs 9×9×9×9
1年生にはまだ習っていない計算が含まれますが、実は計算がしてほしいわけではなくて、何とか工夫してロジックで解いてほしいというのが、出題の意図です。
このプリントはすぐに終わってしまったので、早くできた人には一筆書きの迷路を出しました。
(SからGまで、トランプの模様以外のマス目をすべて通ります。ただし一度通ったマス目は通れません)
「第1の間」ということは、「第10の間」まであるのですが(笑)、それはまたおいおい・・・。
H君がこの迷路を得意で、今回も1番乗りで解いていました。すごいなあと感心しました。
最後に、「頭の体操」になるパズルを考えました。1問目は割愛しますが、各自、(答を伏せ合って(笑))「じっくり」考えてくれたおかげで、ほとんどノーヒントで解いてくれていました。
2問目は、かなり難しい(意地悪な?)問題を出しました。
8枚の1円玉(おはじき)だけで、たてもよこも「4枚ずつ」使った正方形にするには、どうしたらいいでしょうか? という問題です。
(写真の状態では「3枚ずつ」になっています。それを「4枚ずつ」にしてください)
最初に生徒たちが思いついたのは、
○○○○
○○○○
という、2×4の形でした。これだと、「よこ」は4枚でいいのですが、「たて」が残念ながらうまくいっていません。(つまり長方形になっています。それを正方形にするには・・・?)
・・・というわけで、悪戦苦闘中(^^)
ノーヒントだとさすがに難しいので、最後の最後に、一つだけヒントを出しました。
「1円玉(おはじき)をどれでもいいので、1つ持ち上げて下さい。さて、今度はそれをどこに置きますか?」
答合わせは、来週しましょう。(またこのパターン(笑))