梁川です。
2010年度のしぜんクラスを、ここにふり返ってみたいと思います。
以下は、A(火曜)クラスの春学期の模様。
まずは、「箱庭編」からご覧下さい。
●5/27「雨の日に」
小雨が降る中、3人と材料探しにでかけました。まだまだ材料は集まりません。そんな時のために用意していた紙粘土細工からはじまりました。
早速、箱にアイテムを取り付けてゆきます。
細やかな粘土細工は、数回に渡って続きました。
この日は、遊園地のサーカスに登場させる動物をつくりました。
秘密の森の入り口。足元に、ぴょこんと2輪だけ咲いていた小さな花。
Nちゃんは摘みたかったけど、やっぱりそっとしておきました。
●5/18「箱庭づくり」
まずは、外を散策。
ちいさな生き物との出会い。石段にて。
鉢底ネット→鉢底砂→土の順で敷きます(U君)。半分だけ土を敷いて、じっと考えるH君。
どうなっていくのかな?
そうそう、人気を博したあの仕掛け。もう、この時から考えていました。ストロー、ビニールテープに紙コップ・・・。
「えいっ」堅い枝を、気合いで切ります。ボンドをつけたら仮止めテープで固定!動物を作成中。
Nちゃんは家からジャムの瓶を持ってきました。壁の上の看板には「はこ庭ごまハウス『あそびにきてね!』」の文字。
「どれどれ・・・?」居心地を確かめに来たごまちゃん。
「またきてね、ふーちゃん*。」思いがけない出会いと触れ合い。
(*お山に住む猫さんです。)
●6/1「箱庭づくり」
皆さん、少しずつ全体の形が見えてきました。
初めて池に水が滴った瞬間!みんなが見守りました。U君うれしそう!
角のコップに水を入れると、地下のストロー管を通って中央の池に水を張れる仕組みです。
ものの配置にこだわりを感じます。6月だけど、H君が作るのは雪の世界!ということで・・・
ごまちゃんが大層喜んで、遊びにきました。 こちらの庭にも!
Y君も土を盛ります。目指すは「いきものランド」の完成。
Nちゃんの「部屋」には、段々とアイテムが増えてゆきます。
●6/29「春学期の最後」
冷蔵庫(ドアがちゃんと開きます)、お人形・・・Nちゃんの世界はまだまだ広がります。
先の赤い楊枝は、「松明(たいまつ)」。
ストローと紙コップの面白い造形物が建ちました。
青々とした笹も素敵ですね。まだまだ変化してゆきます。
前回(6/15)より参加のIちゃん。クラスのお姉さんNちゃんの影響か、「部屋」をつくります。
栗の枝を柱にしているのは、何かの家具のようです。杉の「ほうき」は部屋を掃除するお気に入りの道具。
「あちっ。」ハンダごてで木に焦げ目をつけていたY君。持つ部分が熱くなってきたので、手を冷やして休憩中。最初から目標にしていた「池」の形もあらわになってきました。
積み上げた巨大な花崗岩。飛鳥時代の遺跡のよう。
ここからまだまだ変化をとげます。
だいぶ完成形に近づいたU君の庭。水辺をユーモラスな人形や動物が囲みます。
苔もいいですね。
<秋の箱庭編へとつづく>