岸本です。
今日は、生徒さんが紹介してくれた本の一部について、いろいろな取り組みをしてみました。
今回扱ったのは、テレビドラマでも有名な「相棒」の小説版の一節です。
最初は、「相棒」を知らないという生徒さんに、読んでもらった部分だけから登場人物の特徴を考えてもらいました。
短い部分でしたが、会話もあり、手がかりはいっぱいあります。
生徒さんが見出した「心配性」や「冷静」といった特徴は、しっかりとその手がかりを使ってくれたものでした。
最初は、「相棒」を知らないという生徒さんに、読んでもらった部分だけから登場人物の特徴を考えてもらいました。
短い部分でしたが、会話もあり、手がかりはいっぱいあります。
生徒さんが見出した「心配性」や「冷静」といった特徴は、しっかりとその手がかりを使ってくれたものでした。
さて、続いては今回読んだ部分を100~150字程度で要約する作業をしてもらいました。
この部分は事件が発生するまでの経緯を描いた場面です。
なので、事件に至るまでに起こったことを過不足なく引き出すことが大事です。
例えば、「テレビで事故のニュースを見る」→「上司が病院に運び込まれるのを目撃する」→「病院に駆けつける」→…というような流れをしっかりと読み取らねばなりません。
仕上げてくれた生徒さんの作品は、うまくそれらをまとめてくれていました。
特に、「病院に運び込まれたのは事故が原因ではなく、盲腸だったので、薫が大笑いした」という部分をきちんと組み込み、この部分の盛り上がりをしっかりと取り入れていたのはよかったです。
後から来た生徒さんは、少々集中力が欠けていたのか、完成させることができませんでしたが、次からは時間内に書けるよう気をつけましょう。
来週は、別の生徒さんの星新一の短編からネチラタ事件を読もうと考えています。