岸本です。
今日も「おじいさんのランプ」を読み進めていきました。
前回は、いなかから町へと少年がやってきたところまで話が進みました。
そこで彼が出会ったものが、ランプです。
そこで彼が出会ったものが、ランプです。
先週と同じように、担当部分を音読し、質問に答えてもらいました。
「行燈」や「幻燈」といった聞きなれない言葉や東海訛りの会話文など、なかなか難しい文章でした。
内容はランプとの出会いを受けて、商売に成功し、教養も身につけていくという「文明開化」のお話でしたが、その中で、読み書きが出来なくては「ほんとうの文明開化」でないという表現がありました。
この点は、当たり前に本を読み、文字を書ける生徒さんには共感しにくい部分でしょうが、ぜひとも考えてもらいたい部分です。
全部が読み終わった後で、またこの点に立ち戻れたらと思います。
さて、来週から話は後半に入ります。
電気の普及によって、ランプで成功を収めた男はどうなってしまうのか?
人間臭さが読み取れる部分ですので、生徒さんの反応も気になるところです。