岸本です。
今日は高校生がお休みでしたので、中学生の生徒さんと、単語の確認や文法の問題に取り組みました。
単語の確認では、スペルなど惜しいミスが少し見られました。
次回までには、覚えなおして完璧に定着させていきましょう。
今回は、前回から引き続き「比較」のプリントに取り組みました。
ある生徒さんは、「more」や「most」を用いる比較級、最上級で苦戦していました。
例えば、比較級の「more」の前に「the」を入れたり、「more the important」とするなどです。
比較級、最上級は、単純に形容詞・副詞の変化を覚えるだけでなく、それに連なる言葉も合わせて覚えましょう。
比較級なら「比較級 + than ~」ですし、最上級なら「the + 最上級 + in[of] ~」ですね。
また、どれとどれが比較の対象となっているのかも、しっかり把握しなければなりません。
それを取り違えると、全く逆の意味になることもあるので要注意です。
もう一人の生徒さんは、「many」や「much」の比較級と最上級が「more」、「most」であることに驚いていました。
学校では「good」や「well」の比較級・最上級として「better」・「best」を習ったようですが、普段使う「more」や「most」の原級も把握しておきましょう。
それでは、「more much」という表現はないのか?と生徒さんから質問がありました。
比較級としてはそのような表現は使いません。
しかし、比較の度合いを強める副詞として「much」を用いることはあります。
例えば、「私は彼よりずっと人気がある。」という「I am much more popular than he.」のように、「much more」と表現はあります。
少しややこしいですが、違いをしっかり理解しましょう。
二人とも、だいぶ比較の表現には慣れてきたと思います。
来週はお休みですが、次回は比較表現のまとめを行えたら、と考えています。